門脈高血圧(心因性)|犬猫の治療なら広島市konomi動物病院 症例紹介 2024.02.262019.01.07 門脈高血圧(心因性) 心臓の弁膜症の症状は疲れやすい、咳こみ、血痰など様々です。特に三尖弁での閉鎖不全は腹水や浮腫などの症状を呈することがあります。基本的に心疾患の治療薬は血管拡張や強心剤が中止ですが、右心系のトラブルは利尿剤の併用がかかせません。本症例は門脈高血圧により腹水が多量に貯留した症例です。基本的に腹水の抜去は必要ありませんが、胸部を圧迫するレベルに達している場合は腹水を時間をかけて抜去します。 貯留した腹水