腸切開(異物摘出)
動物医療をしていると異物の飲み込みトラブルによく出会います。吐かせるだけで解決になったり、内視鏡で摘出することができたり、さまざまですが、今回は開腹手術をしないといけない症例でした。腸に異物がつまるとあきらかにペットの様子がおかしくなります。嘔吐回数が時間とともに非常に増え、活力が低下します。時に異物がつまっているか判断に迷うことがありますが、早期に決断して手術に踏み切る方が比較的経過が良いように思えます。本症例も飼い主様が早期に手術を決断していただいたおかげで良い状態に快復することができました。